ねこと私とドイッチュラント 3巻

 ドイツで暮らす日本人トーコちゃんとネコのむぎくんの日常を綴ったマンガです。


フィクションですが、作者自身さんもパートナーと一緒にドイツに暮らしていて、その暮らしの中でのできごとが作中に多く反映されているようです。


のんびりとした雰囲気と、緻密ながらも優しげなタッチの絵に癒されます。



ねこと私とドイッチュラント(3)【電子書籍】[ ながらりょうこ ]

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同じアパートに暮らす日本人しおりさんは、休暇を利用して、モロッコへ旅行してきました。


おみやげの甘いミントティーをご馳走になりながら、トーコちゃんとむぎくんは旅のお話を聞きます。


作品の舞台はドイツなのですが、モロッコの市場に迷い込み、砂漠の地を踏んだ気分に包まれます。


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北国の冬は、曇り続きで晴れ間が少なく、薄暗い毎日が続くそうです。


日光を浴びる機会が減るので鬱になってしまうこともあるとか。


そんな冬が明けて、ついに春がやってきました。


春の味覚が次々と食卓にのぼります。


ニンニクのような香りがする森のハーブ、ベアラホオ。


食べられる白い象牙、ホワイトアスパラ。


酸っぱさを生かして果物ジャムのように楽しむ野菜、ルバーブ。


お腹が空いてくるものばかりです。


どんな味がするのだろう、と想像するのも楽しいです。


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この巻では、環境問題への意識が高いドイツの日常的な取り組みである「プファンド」や、トーコちゃんのおねえちゃん・せいちゃんがドイツ観光にやってくることからドイツの空港のお話も楽しめます。


ぜひ読んでみてくださいね。


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